校長挨拶

「自分らしく ともに学び ともに輝く」

(Be yourself)(Learn together)(Shine together)

 

 宮城県立秋保かがやき支援学校のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、仙台圏域における知的障害特別支援学校の狭隘化の解消を図るため、知的障害教育行う小・中学部・高等部普通科と、これまでの高等学園に当たる高等部産業技術科が同じ校舎で共に学ぶ、県内にはない新しいタイプの特別支援学校として整備されました。

 令和6年4月9日(火)高等部普通科、産業技術科の生徒保護者及び多くの御来賓の皆様に見守られる中、県教育委員会から開校宣言があり、それに続き校旗を拝受し、令和6年4月、国公私立を含め県内24番目の特別支援学校として開校しました。また、4月9日(火)高等部普通科、産業技術科入学式、4月10日(火)始業式、小学部・中学部入学式が行われ、秋保かがやき支援学校がスタートしました。

 本校は、小・中学部、高等部普通科は仙台市の青葉区、太白区一部の12中学校区と川崎町の2中学校区、高等部産業技術科は県内全域を通学区域としています。児童生徒在籍数は、小学部55名、中学部19名、高等部普通科11名、高等部産業技術科29名、合計114名の児童生徒及び教職員102名で教育活動を進めてまいります。

 秋保かがやき支援学校は、地域、人、自然とのつながりを最大限に取り入れた教育活動を通じて、生涯にわたり一人一人が自分らしく、自分の良さを発揮し、輝き続けられる児童生徒を育成し、「自分らしく ともに学び ともに輝く」の教育スローガンを掲げ教育活動を進めてまいります。また、特別支援学校小・中学部、高等部を設置するとともに、これまでの高等学園に当たる高等部産業技術科を併せて設置することにより、互いの個性を認め合い、インクルーシブ教育を推進します。そして、地場産業や地域の人的・物的資源を活用して、実践的職業教育の場としての教育活動を実践し、児童生徒個々の卒業後の自立と豊かな社会参加の実現を目指します。

「自分らしく」とは、自他の個性や人格を尊重し、個性豊かに生涯に渡って生き抜いてほしい。

「ともに学び」とは、児童生徒、教職員及び地域の多くの人とのかかわりを通じて、生きる力を育み、一生涯学び続けてほしい。

「ともに輝く」とは、個別最適な学び・協働的学びを通じて、一人一人の可能性を引き出し、個々の生き方に合わせて、社会の一員として輝き続けてほしい。

 本校での学びを通じて、自分らしく、輝き続ける児童生徒に育ってほしい。そして、自分を大切にし、いつでも、誰にでも、「ありがとう」「ごめんなさい」の言葉と、感謝と思いやりを示せる児童生徒になってほしいと願うところです。保護者や地域の皆様、関係機関の皆様には、これからも多くの御支援と御協力をお願いいたします。また、いつでもお気軽に本校にお越しいただき、教育活動の一端を御覧いただければと思います。なお、当ホームページを通して、本校の教育活動や各種情報を発信してまいりますので、御覧いただければ幸いです。

   

令和6年4月

                         学校長 門脇 敏昭